いかいか♪

タシケントにて、第21回ウズベキスタン日本語弁論大会が開催されました。

最新の調査によると、ウズベキスタンにおける日本語学習者数は、1528人とか。
弁論大会の出場者は、各機関の予選を勝ち抜いた22名。

ブハラからも1名の学生が参加し、私は質問員を担当しました。

リハーサル中の出場者
 弁論のテーマは自由。制限時間は5分。
18歳以上の日本語学習者が参加します。


「暗唱大会」で終わらせないために、各スピーチ終了後、2つ質問します。

各出場者に対し4つの質問を3人の質問員(+監督の先生)で事前に準備しておきました。が、当日は緊張のあまり原稿をすっ飛ばして読んでしまったり、内容を大幅に変えて来る出場者もいたり・・・で、(この質問、聞けるかな??)って聞きながらドキドキでした。

返答に困っている学生を見るたび、(困らせて、ごめんね・・・)ってなんだか申し訳ない気分になったり。

質問員の席は最前列だったので、出場者の気迫を肌で感じられました。
みなさん、凄い・・・!

納得のいく結果を出せた人も、そうじゃない人もいることでしょう。

それぞれの想いがあると思うけれども。本当に本当にお疲れ様でした。
今回の経験が、出場者一人ひとりの今後の人生に、少しでもプラスになれば・・・と思います。

今回のブハラ代表の学生は、18歳。日本語を勉強し始めてから、3ヶ月ちょっとです。

大学の受験勉強まっただ中の彼女ですが、毎日センターに来て特訓し、弁論大会前日の夜行列車の中でも練習したかいもあり、入賞は出来なかったけれども最後までスピーチを読み切ることが出来ました!!

彼女のスピーチの間、生きた心地がしなかった・・・。文字通り、体がカチンコチンに。

彼女はタシケントの大学に進学希望なので、今年8月の入学試験に合格して、来年はその大学から弁論大会に出場して欲しいなぁって思います。今後が本当に楽しみだなぁ。

今回の反省点。
スピーチの練習の時、私はどうも人に厳しくするのが苦手なので、
「ここまででいいからね」「むりしないで休みましょう」
ってすぐ言ってしまうのだけど、もうちょっと厳しく出来たら、学習者の可能性をもっと引き出せたんじゃないかなぁとも思ったり。今回も、「勉強始めて3ヶ月」っていうのに甘えてしまっていたかなぁ。

「この子はここまでしか出来ない」「ここまで出来たらオッケー」
って勝手に決めつけず、それぞれの学習者に向き合っていきたいものです。

弁論大会は、審査結果を待つ間、有志によるアトラクションがあります。

同期のRくんが仕込んだ、フェルガナ名物 「いか踊り」
ゆっくり見たかったのだけど、一緒に踊ったので落ち着いて見られず。
フェルガナの子たち、かわいいなぁ。ほのぼの。

法科大学1年生によるコント。写真ぶれぶれ・・・
こちらも面白かった!

最後になってしまったけれども。

実行委員長のうじー、教え子が優勝、6位、特別賞と大活躍で、苦労が報われて良かったね。あんなに嬉しそうなうじー、初めて見たよ。

弁論大会実行委員のみなさん、日本語教師会のみなさん、UJCのみなさん、大使館のみなさま、審査員のみなさま、当日来てくださったみなさま、出場者のみなさま・・・弁論大会に関わったすべての皆様、本当にありがとうございました!!

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