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弁論大会にまつわるあれやこれ

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学習発表会参加者♪ ウズベキスタンで日本語を学ぶ学生にとって、日本語を実際に使える機会はなかなか多くありません。 そんな中で、大きな意味をもつイベントが2つあります。 一つは、JLPT、日本語能力試験です。 で、もう一つが、「日本語弁論大会」 ウズベキスタンで行われる日本語弁論大会は2種類あって、 18歳以上が参加出来る「日本語弁論大会」と 18歳以下の学生(大学生のぞく)が参加出来る「日本語学習発表会」があります。 今年のウズベキスタン日本語弁論大会では、ブハラ代表の学生が、ブハラ分室開所以来初、3位入賞!で、中央アジア弁論大会に出られることになりました。 ========================================================= なお、ウズベキスタン日本語弁論大会の様子にご興味がある方、こちらをご覧ください↓ タイトル 「年をとった学生」 (6位入賞したサマルカンドの学生さんです。サマルカンドの同期撮影。) ・・・余談ですが、ウズベキスタン大会もネット中継してみたいなぁなんて思ってます。 ======================================================== ブハラ代表の学生は、来る中央アジア弁論大会に向けて日々練習に励んでいます。この話はおいおいするとして。 今日はもうひとつの弁論大会、「日本語学習発表会」について。 先週、第五回ブハラ日本語学習発表会を開催しました。 1位の学生は、タシケントへ行けるよーって言ったら、なんと、予想を超える11名参加! 14~18歳の学生たちが、奮って参加してくれました。なんと頼もしい! 弁論のテーマは自由。制限時間5分。 いっぱい参加してくれて嬉しいなぁって思っていたのもつかの間・・・

街で見かけるあれやこれ

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最近うちの近所でこんなもの発見しました! わーーー!! ・・・この国には、マッ◯もないのに、なんてこと!あ、マッ◯も看板ならあります。 もちろん、言わずもがなマッ◯もサ◯ウェイも本物じゃありません。 どうも行動パターンがワンパターン化していて、新規開拓をしていないので、近々挑戦予定。 写真撮れなかったのだけど、Play Stationの看板も見かけました。 その看板の先には・・・ノン屋さん。(パン屋さん。) 突っ込みどころ満載の看板、しばしば見かけるのですが、それが当たり前になっちゃってるなぁって思いました。 最近観光シーズンに入ってきたこともあり、日本からのお客様にお会いする機会が増えたのですが、私が「当たり前」って思っている光景にお客様が驚いている姿を見て、「あら、私、なんだか慣れちゃったんだなぁ。」って。 いつの間に、って自分でも不思議。 でも、今日久しぶりにマルシュルートカ(乗合ミニバス)に乗った時、女性、子供、お年寄りにすぐに席を譲ったり、乗客同士でお金をリレー形式で車掌さんに払ったりする光景を見て、「あー、これはいいねぇ。日本の人に見せたい。」とも思いました。 日本とウズベキスタンで違う部分で、まだまだ私の中で「当たり前」になっていないこともあるんだよねぇ。 そんな中でいつまでたっても「当たり前」にならないこと。慣れないこと。 それは、割り込み。 もーねー、チケット買ったりする時に、並ぶっていう概念が基本的にないみたいで。いつまでたっても自分の順番にならないので、割り込みしてきそうな人がいたら、「じっと見つめる」という技(?)を身につけました。それでも割り込みされるけれど。 あと、見かけるたびに「おっ!」って思うのが、 残念ながら逆光・・・ 双子ちゃん! ほんとーに可愛らしくて、愛らしい。 名前はハサン、フサンに違いないです。 街でみかけるあれやこれ、これからも書いていきたいと思います♪ あ、それから今日良いことがありました! 同僚の日本行きが決定♪ 長くなるので畳みます↓

なんで日本語?

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今日の出来事。 日本語クラスを受講している大学生の女の子が 「もうこれから授業へ行けません。家族に反対されたから。」って。 同僚がくわしく話を聞いてみたところ、、 「6時に家に帰って来るのは遅すぎる、日本語の勉強なんてやめて、家事をしなさい。」 と両親に言われているそうです。 「両親にないしょで来るので、お昼休みとかに教えてもえらえませんか?」 とその子は言っていたみたいだけど・・・。 前もね、 「『日本語の勉強するより、家でケーキの焼き方一つでも覚えなさい!』って母から言われたので、日本語の勉強やめます。」 って言っていた女の子もいた。 最近、授業に来る学生がとても少ないです。2,3人という日もありました。 今まで、授業へ来る学生がこんなに少ないっていう経験をしたことがなくて、正直戸惑ってます。。 日本語学校はそうそう簡単に休む子はいなかったし、日本でボランティアで教えてた時も、学生がこんなに休むってことなかった。 原因を考えて悶々。 原因その1。行っても意味ない!って思われる授業をしてしまっているのかなぁ。 原因その2。先月はイベントの準備で日本語の授業もつぶれたりしていたから、休んでもいいやーっ気分に学生をさせちゃったのかなぁ。 今日成績をつけていて、あまりにも学生が減っていることにへこみ。 さらに、過去5年分の各クラスのテスト結果をざーっと見ていたら、学期途中でやめる学生が多いことにも気づいて。私、ここに来て9ヶ月経ってるのに、そのことに気づいてなかった、ってさらにショック受けました。 うわー。 私の配属先で行なっている日本語教育は、14歳以上なら誰でも受けられる有料の公開講座です。 大学の単位になるわけではないし、将来の仕事に直結するものでもありません。 それなのになんで日本語を勉強するのか。 おもしろくなきゃ、続かないよね。 自分では興味持ってもらえるようにって工夫してたつもりが、ほんとに「つもり」だったんだなぁーってがんがん。たとえばこれ。 JLPT、弁論大会、漢字相撲結果等の掲示 成績晒すのはよくないかなぁって思ったのですが、晒してます。(基本的には成績上位者のみ。) 一部の学生には効果があったみたいだけど、うーん。 ブログには弱音書かないって決めてたんだ!...

めふもんけらでぃ2!

とっても嬉しい再会、出会いがありました。 東京で働いてた時の日本語学校の先生方と先生のお友達がウズベキスタンまで来てくださいました!!なんと6人! 厚かましくも荷物もたっくさんお願いしてしまったのに、快く持って来てくださって、本当にありがとうございました。一つ一つがとてもありがたくて、身にしみてほんとに胸がいっぱいになりました。 私が日本語学校デビューしたのは、2010年7月。 なので、日本語教師になって、まだ2年も経ってないのだけど、先生方は「その道20年!」の方々ばかり。 日本語教師になって良かったなぁって思うことの一つに、 「将来、こんなふうになりたいなぁ。」って思う方にたくさん出会えたこと、があります。 日本語学校の先生方は、本当にパワフルで、いきいきされてて。 写真撮影もノリノリで!(ポージング素敵でした!)圧倒されます。 人生を楽しんでらっしゃるなぁって思います。 わずかな時間ではありましたが、ブハラ観光をご一緒出来て、ウズベキスタンでの素敵な思い出がまた一つ増えました。 ガイドのつるさんもありがとうございました。 ブハラにもあんな素敵なガイドさんいたんだ!って初めて知って、嬉しくなりました。 先生方がブハラを出発なさる時間にお見送りに行こうと思っていたのに、目覚ましをかけ忘れるという失態を犯し、お見送り出来なかったのが心残りです。。 また日本でお目にかかれるのを心から楽しみにしています。 とっても嬉しかったのだけどね。 だけど。 先生方とお別れした次の日、置いてけぼりになったかのような、ぽっかりとした気分になりました。 家でいただいた物を見ていたら、(有り難いなぁ)って気持ちと同時に、(寂しいなぁ)って気持ちがむくむく。ホームシックというか、日本シックというか、なんというか。 先生方は私の母と同世代ぐらいの方が多いのもあって、余計、日本シック。 でも、だいじょうぶ!です。 この日本シックも一時的なものだと思うし、私が何のためにODA使って、税金使ってここにいるのか。 その意味を改めて考えて行動しないといけないなって思わされたし。 日本に帰ったら日本語教師としてどうなるのかってふとした瞬間に思うことも...