びっくり異文化体験

強烈な異文化体験をしました。こちらに来てから一番ショッキングな体験だったかも!

今週はHomecoming Weekでした。

始まる前は、(Homecomingって?一体何をするの?)と思っていたのですが、Homecomingというのは、「卒業生を母校に迎えて、ダンスパーティーやスポーツの試合などの各種イベントを楽しむ」ことで、今週は毎日、「パジャマの日」「スクールカラーの日」などテーマを決めて、多くの生徒がテーマに沿った洋服を着て登校していました。パジャマの日には、大きなぬいぐるみを抱えてくる子などもいて、びっくり!

で、生徒の服装以上にびっくりしたのが、ダンスパーティー。

「ダンスパーティーで、Chaperoneをしてくれる先生を募集しています。時間は金曜日の9時半~12時半です」

っていうお知らせがあり、(Chaperoneってなんぞや?でも午前中だったらいいかなぁー)と思い、参加してみることにしました。

同僚の先生に聞いたら、Chaperoneとは、生徒を監視する人のことだそうで、
「ダンスパーティーに行ったら、きっと大きなカルチャーショックを受けると思いますよ」
とのこと。

今回はダンスパーティー中に悪いこと(アルコール、ドラック、過度な接触など)をする生徒がいないかを監視するという任務だったのだけども。

今回のイベントで私は大きな勘違いを二つしていました。

1つ目。イベントの開催時間。

てっきり午前9時半~12時半だと思っていたのですが、なんと午後!解散予定時刻は翌朝1時・・・!アメリカでは通常、時刻を12時間で表示するのですよね。まだ慣れなくて、勝手に勘違い。

夜開催ということにイベント前日に気づいて、(花金なのに・・・早く寝たい!!行くの辞めようかなぁ)と何度も思いました・・・。が、(いや、貴重な異文化体験の機会だし!)と自分に言い聞かせて参加しました。

2つ目。ダンスの内容。

正装した高校生が社交ダンスを踊るものだと思っていたのですが・・・全然違った!DJがいて、ウズベキスタンを彷彿させる大音量の音楽の中、一部学生が相当際どいアダルトな動きをしていました。あー、私にはToo muchでした。シゲキガツヨスギタ・・・!!

あれはダンスなのか?
と眉を潜めている保護者もチラホラ。
ダンスパーティーの様子
セキュリティーの人もたくさんいて、ボランティアの先生や保護者の監視もあるので、会場内ではアルコール、ドラックの問題はなかったけれども、いやー、びっくりしたなぁ。

日本語の一年生のクラスの子も何人か見かけて、
「コンバンハ!」ってみんな挨拶してくれたんだけど、さすがに一年生はアダルトな動きをしていなくてほっとしました。もはや保護者の気分!

ダンスパーティーが終わった直後は、大音量の音楽に耳をやられた上に、寝不足で頭もぼーっとしていたのですが、時間が経てば経つほど、不思議なイベントだなぁと思うように。

「健全な高校生」ってなんなんだろうなぁ。大人の押し付けなのかなぁ。
高校生って、大人?子ども?

まだまだ「アメリカのティーンエージャー」をつかめずにいます。
日々、異文化体験。

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