日本語教育セミナー
首都タシケントへ初出張してきました!
ブハラに来てから約4週間。その前に、タシケントに1ヶ月半滞在していたので、タシケント生活のほうが長いのです。なのに、タシケント行ってびっくり!なんて大きい街なのかしら!お上りさん気分全開!!
スーパーがあるしね、道路も片側だけで3車線以上あるしね、メトロもあるしね、バスも大きいしね、人も警官もいっぱいいるしね、その上ディズニーパーク(地元の人がそう呼んでいる遊園地)もあるんですよ。
タシケントのゲームセンターにて。ミッキーは世界中で人気! |
今回の出張の目的は、ディズニーパークに遊びに行くため・・・ではもちろんなく、「中央アジア巡回 ウズベキスタン日本語教育セミナー2011」に参加するためだったのです。
ここでウズベキスタンの日本語教育事情を簡単にご紹介します。
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1990年、国立のタシケント東洋学大学に日本語コースが開設され、日本語教育開始。
現役ウズベク人日本語教師の大半は、この大学の卒業生だそうです。
協力隊は、2000年から首都タシケントの3大学に派遣開始。
2001年には、ウズベキスタン日本人材開発センターが開設され、一般向け日本語教育も開講されました。
サマルカンドにも国立大学に日本語コースがありますが、ウズベキスタンにおける日本語教育は、首都一極集中といっていいぐらい、首都に集中しています。
ちなみに、私の配属先のブハラ分室は2007年開設の新しい施設で、ブハラ国立大学内に間借りしています。
バイリンガル、トリリンガルが多いためか、口語表現能力がとても高いのが特徴です。学習者数は、1628人(2009年国際交流基金調べ)だそうです。
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と紹介はここまで。
今回のセミナーの参加者は、ウズベク人教師約20人、日本人教師約10人でした。
セミナーの様子 |
セミナーの中で、グループワークがあり、
「各グループに日本人が一人必ず入ってください。」という指示の下グループ分けをし、さて話し合いを始めましょうという段になって、私の隣に座っていたウズベク人教師が、
「先生、このグループには日本人がいません!」と挙手。
・・・私、日本人です。
「ここにいます~。」って私も手を挙げました。
みな、失笑。どうしてだろう、一言も発していなかったら、ウズベク人と思われたようです。。
セミナー中は基本的に、ウズベク人教師も日本語のみで話します。びっくりするぐらい口語表現能力は高いです。でも、やはり非漢字圏なので、漢字が苦手で読解も弱いようです。書記をお願いしたら、「書けません・・・。」って困っている先生もいました。
東京の日本語学校では、漢字圏の学習者がほとんどだったので、漢字学習もこれからの課題になりそうです。
長くなったので、とりあえずここまでにして、セミナーの内容はまた書きます。
コメント
ウズベキ人に間違われたのは・・・一人で爆笑してしまいました^m^
コメントありがとうございます!!
ウズベク語は語順が日本語と同じなので、比較的話しやすいようです^^
タイ語勉強なさってるんですねぇ。私もウズベク語、ほとんど書けません・・・日記でも書こうかなぁと思いつつなかなか。
ウズベク人は、どうでしょう>< 同期もよく間違われているみたいです!