ブハラでのあんなこと、こんなこと
ブハラでKOICAの方々に会いました。
KOICA、ご存知でしょうか。一言で言うと、「韓国版JICA」です。
JICAのように、世界各国にボランティアを派遣しています。JICAボランティア(青年海外協力隊、シニア海外ボランティア、日系社会青年ボランティア、日系社会シニアボランティア)は派遣職種が約120職種と多岐にわたるのに対して、KOICAは韓国語、コンピューター、テコンドーの3職種だそうです。
また、ウズベキスタンには現在JICAボランティアは約40名派遣されていますが、KOICAは60~70人だそうです。そのうち約40人が韓国語教師だとか。ちなみにウズベキスタンの日本語教師隊員は、6人です。
私の派遣先のブハラ大学構内でもKOICAの方2人が韓国語を教えているとのことで、金曜日に会いに行ってきました。で、会いに行った次の日にさっそく、タシケントとリシタンからブハラに来ていた同期4人と一緒に、食事に行ってきました。
食事会中の共通語はもちろん・・・ウズベク語。
韓国人と日本人がウズベク語で一生懸命話しているのも不思議な感じですが、ちゃんと会話になっていて、みんなすごいなぁーって思いました。
私のウズベク語はもともと大したものじゃなかったうえに、退化の一途を辿っているのでなんともはや。
ウズベク語もっと出来るようにしなきゃ!と思うのは、大家さん一家と話している時です。
このブログを書いている最中にも、大家さん一家の来襲があり、あれやこれやしているうちに、部屋にベッドが一つ増えていました・・・。
私のためっていうより、「私たちの家に置き場所がないから置かせて」だそうですが。
たまには写真を。マヒホサ宮殿 |
大家さん達、何か物を頼みにくる時は大抵食べ物を持ってきます。今日は牛乳とノンでしたが、牛乳は油が浮いていて・・・どうやって調理してるのかしら。前はオシュの作り方を見せてくれました。それよりも、まだ家賃のことでもめてるので、落ち着かない気分です。はやく解決させたいなぁ。
さきほどちょこっと書きましたが、同期の女性隊員5名(私含めて)がブハラに集合して、ブハラ観光しに来てくれました!
日本センターでの授業も見学してくれて、「日本人が4人来ますよー。」って言ったら学生も楽しみにしていたみたいで。すごくありがたかったです。自分の活動も一歩引いて見ることも出来ました。やはり物も人も、相当恵まれた環境にあるなと。これを活かせるかどうかが問題だなぁと。
それぞれの場所でそれぞれの悩みを抱えながら日々過ごしている同期の姿を垣間見て、複雑な気持ちになりました。
地域によっては、お風呂に一週間入ってないとか、ガスが全く使えないとか、連日停電があったりするという話を聞いていると、同じ国なのかな?と思うこともあります。
自分が見ている世界だけが「ウズベキスタン」ではないなんだなって改めて思わされました。狭い世界だけを見て、これがウズベキスタンなんだ、って決めつけないようにしたいものです。
ってここまで書いたら。また夜になって大家さん一家が登場!
「外見て!雪だよ!」って。
末っ子のエルキン君が、「おめでとう!」って言うから何かと思ったら、
「初雪おめでとう!」
だそうです。雪がよく見えるようにって大家さん夫婦まで登場し、私の部屋の網戸を外して帰っていきました・・・。私、網戸はめ直せないのですが。寒いのですが・・・。
コメント
お仕事順調そうで、なによりです。
こちらはこれから冬本番です。(冬寸前?)
お互い体には気をつけていこう。。。。