人生を振り返りつつ

昨日、33回目の誕生日を迎えました。本当に本当に皆様、いつもいつもありがとうございます。今の私があるのも、周りの方々のお陰です。

と書きながら。ブログにこうやって書いてるのって、口だけっぽく、空々しくも聞こえるなぁと思いました。今年はもっと直接感謝の気持ちを伝えたいです。

さて。誕生日を迎えて、これまでの人生を振り返ってみました。
フェースブックに人生の振り返りを長々書くのも何だしなぁと思い、久々に(このブログに久々じゃない時なんてあるのかしら)こちらに思いつくままに書いてみます。

ところで昨日は、先生達によるストライキで学校が休みでした。州政府の公立学校への予算が少なすぎることへの抗議行動だったようです。(詳しく知りたい方は、こちらのニュースをご覧ください。)

"Good schools require good funding"
というスローガンが多く見受けられます。私の配属先の学校でも、外国語のクラスが真っ先に予算カットの煽りを受けています。去年も、予算不足ということで、学期半ばでラテン語の先生のクラスが潰されそうになったこともありました。

誕生日にストライキに参加するのも、それはそれで想い出深い、意義深い日になったかと思うのですが、ストライキに参加する気力もなく。そんなこんなで、ストライキの話はここまでにして。

昨日は、ゆっくりしたかったというのもあり、スパに行ってきました。

スパでマッサージを受けたり、本を読んだりで6時間以上滞在しました。

久しぶりに一冊の本を読み切りました。

読んだ本はこちら。
「永遠の出口」 森 絵都


地元の公立図書館で借りました。ありがたいことに、日本語の本がたくさんあるのです!

読み始めは、主人公が小学3年生の時から話がスタートすることもあり、(10代の子が読むような本かなぁ)なんて思ったのですが、そんなことはなかった。

読みながら、何度も自分の経験や家族と照らし合わせて、酸っぱい、ほろ苦い気持ちになったり。

ちょうど誕生日で自分の人生振り返ってたのもあり、いっぱい考えさせられました。

印象的だったところを、二つほど、抜粋します。

-多くの別離を経るごとに、人はその瞬間よりもむしろ遠い未来を見据えて別れを痛むようになる。

-だけど、私は元気だ。まだ先へ進めるし、燃料も尽きていない。あいかわらず躓いてばかりだけど、その躓きを今は恐れずに笑える。


1回目のゾロ目、11歳の時は、中学受験のことで頭がいっぱいだった。
2回目のゾロ目、22歳の時は、マンドリンサークルのことで頭がいっぱいだった。

そして、3回目のゾロ目の今は。私は何を考え、どこに向かおうとしているのでしょうか。

あと一ヶ月ちょっとで、またこの生活から離れていきます。

ここで出来なかったこともたくさんあるけど、でも、出来なかったことばかりあげつらっても、無いものの数ばかり数えてもしょうがない。それに、まだ私は「躓きを恐れずに笑える」ような境地には至ってないです。

だけど、躓きながらも、私の中にある燃料を燃やしていきたいと思います。幸い、燃料はいっぱいあるし!


そうなのです、帰国後のことは、何一つ決まってないけれども、やりたことは、いっぱいあるのです。

んー、あれ、人生の振り返りというか、例の如くまとまりのないダラダラ書きになりました。

*2015年5月21日 加筆修正しました。

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